日本武術壊滅の真因/トップ

劣化文化人たちの問題発言/概説

映画/テレビドラマの問題発言

保守愛国系文人の劣化発言

反日と捏造等の問題発言を繰り返す醜悪なる文化人た

堕落した為政者と反日の役人たち

保守愛国系文人の劣化発言


世の中には右と左、保守と革新等、様々な立場の人、文化人などがおり、それはそれでよいかと思うのであるが、保守系と思われる文人の論説その他を聞いていると時々驚く様なアホ発言があり、大丈夫かと思わされる事も多い。悪意なく、単なる日本人の劣化と言う事かと思うが、もっとしっかりして頂きたいとは思うのである。いずれにしろ立場を超えて捏造や嘘発言(間違い発言を含む)はやはり宜しくない。思想とは無関係な部分も多いが気がついた部分においては指摘しておきたい。

其ノ1 百田尚樹氏
どらかと言えば保守系の文化人とされるが実際にやっている事をみるとそうも思えない部分も多い。「愛国」と言う立場においてもやや疑問。日本文化についてはかなり暗い人の様な感じである。
しかし人の嗜好は様々であり、色々な人がいてよいと思うし、少なくとも捏造工作員ではないとは思うのでこれからの活躍を期待したい所である。
とはいえ気になる部分も多い。純粋な誤りも含めて指摘はしておこう。
@一橋大學での講演を妨害されたおり、外国特派員の前で抗議を含めた弁舌。概ねはよいと思うが、ただ中で「差別はあかん」と発言。切り取っての批判をする事はよろしくないと思うが、この部分、発言がラフすぎるし、禍根を残す問題発言であると我は考える。
せめてニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』の中の一章「平等者たちよ()」辺りをを引用して「差別」と言うものに対する、ちゃんとした正統な認識をしめすべきのでは?……と考える次第である。

※ ニーチェは同書にて叫ぶ「平等者のやった様な愚行以上の愚行がまたとこの世にあるだろうか……。何故なら正義は私にこう語るからだ。人間は平等ではないと」
同書著者は無闇に平等をとなえる者たちの心には恨みや妬み……どうしようもないルサンチマンがあるとみる。
そして少なくとも「レイシスト」とは単なる「差別者」と言う事でなく、それでは意味が通らない。

A虎ノ門ニュース(楽屋入りにおける内部的なものであったが)のコメンティターとしての発言の中で「日本刀は鎌倉(期のもの)が凄い。正宗や村正は鎌倉やからね」……「(割り箸袋をもって譬えながら)刃と反対のこっちの方を切って使って……」「そやから正宗の銘もないものが多い……」
博覧強記で知られる居島一平氏、余りの馬鹿発言にびっくりしながら武士の情けか黙り。

B百田尚樹氏、虎ノ門ニュースで「御庭番」の話を嬉々としてなす。
「『日本国紀』の為に多くの歴史本を読んで、その中にこんな凄い話を発見してん。薩摩の当主に(何代目か忘れたけど!)徳川将軍が、『国元の自宅から見える桜は随分見事なものらしいのおー』と含みの賞賛。『え、ご存じでしたか』驚く薩摩藩主に『一番大きな桜の木の下を掘って御覧じろ』と示唆。驚いた藩主が命じて掘らすと短刀が埋められていて藩主は真っ青」……。←チャウチャウチャウ。
「多くの歴史本を読んで発見」……どころではなくこれは余りにも著名な「蘇鉄問答」の事らしい?
居島氏、目を泳がせながらも黙り(武士の情け?)。


C令和元年の終わり、百田直樹氏の忘年会放送をみていたらやはり驚くべきアホ発言。
「『史記』を書いたんは司馬遷という男なんや。彼はチンチンがないねん。知っている?
傷口から腐ってくるねん。そやから腐らん様に寒い地下室におって、史記を書いて、それは『たけかん』に書いて……(記憶による大意)」



其ノ2 上念司氏
元左翼と告白。転向保守系の人とされるが、必ずしも「愛国者」でもないようである。
それでも捏造工作員ではなく、正しい精密な発言を成す事自体は貴重であり、これからの活躍を期待したい。
少し空手の批判していた部分があり、それは実態としては概ね正しいが、しかし「空手」といっても決して一元的なものではない。超絶的な伝統古典の琉球拳法も存在するし、驚異の武術祕傳を内蔵する日本の柔術や最強の組討ち法も日本には何とか現存している。但し殆ど実際活動はなされず完全消滅をまつばかりであり、現代人が出逢い、実際に学ぶ事は実質上殆ど不可能である。その意味では別に批判しようと思わないが、幾つか馬鹿発言が目立つので少し苦言を呈する所の者である。
@「経済にはやはり気の部分がある。雰囲気的なもので変化するのであり、今の日本経済は『太宰治的現象』を呈している……つまり『ボンヤリした将来への不安』で自殺したり駄目になったりする……」
……いや、あの、太宰治は「生まれて済みません……」なんですけど。「ボンヤリとた……云々」と言えば……。聞いていた居島一平氏、流石に驚いて目を泳がせる。

A「力道山は曹寧柱に空手を学んだ」と発言。
居島一平氏に即座に指摘されて流石に訂正。