日本武術壊滅の真因/トップ

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劣化文化人たちの問題発言/概説


真因

日本の伝統古傳武術は現代の日本、令和時代においてはほぼ完全に壊滅してしまっていると言う事は残念ながら紛れもない事実であります。

よって次には日本武術崩壊の真因について考察してゆきたいと思います。

さて、お立ち会い。

既に解説しました様に維新時の国の動乱と国政の激変時においても日本古傳武術文化における非常に巨大な消失がありましたが、この部分の事は余り追加言及しない事とします。この時点で崩壊した武術の流統も確かに惜しいとは思うが既に百五十年も前の話であり、余りに時間が経ちすぎ、既に完全な歴史的記録事実となっています。ただこの時点での大きな問題として維新以降の文化人の身体のひ弱さと言う事についてのみ一言しておきたいと思います。


不思議なほどひ弱な明治以降の文化人達

維新は何方かといえば下級武士たちの力によってなし遂げられたといわれ、かなりの下克上が起こりました。多くの上級武士たちは没落し、下級武士が政の中枢に台頭して活躍しました。たとい下級者でも武士は武士なりの偉さがあったかと思われるが、事実関係としては、下級武士たちは各藩における上級武術は余り学ぶ事が出来ず、また武術そのものも殆どちゃんと修める事が出来ない例もかなり多かったともいわれます。特に城中作法を含む古式礼法系流儀は学べず、また学ぶ必要もなかったわけです。

土佐の坂本竜馬等も江戸に剣術留学した程の武の練達者であったわけですが、土佐藩の御流儀と言われる「無雙直傳英信流」や「無外流」等は学べなかったとされます。「無雙直傳英信流」を本格的に身につけていたなら、暗殺の不意打ち等にもいま少し巧みに対処できた可能性はあるのではないかと思われ、少し残念な思いがあります。西郷隆盛等も東郷示現流は学べず、薬丸系を学び体を損傷して剣術は殆ど使えなかったと言われます。

残念ながら明治政府の中枢部にいた閣僚系には余り格式のある古傳武術をちゃんと修めた人は少なく、明治は古傳武術の多くが崩壊してしまった武術文化断絶の時代となりました。

現代人に比べて、明治以降、戦前までの人は身体は皆頑強なのではないかと言う、何か先入観の様なもの、かくした先行イメージもあります。確かに現代とは違い、体を酷使して仕事をなしていたであろうし、様々な作業により体は現代人より遥かに錬磨されていた可能性はあります。事実戦前における著名な写真ですが、モッコを農作物を担いで市で売りさばく仕事のお婆さんは偉い力持ちであり、米俵を十俵も担いだ写真等が残っています。米俵十俵と言えば六百キロにもなりますし、現代では大分考えられないような事です。

明治の車屋などの陸上走法能力も超絶的なものがあった様です。百姓達も農作業で体は錬磨されていたでしょう。

しかしながらこの様な事実は正に一面の事実なのであり、肉体労働者以外の人脈、明治以降の文化人たちの身体のひ弱さは文学等にも多く描写されており、また文学者本人自身もすぐ自殺したり、結核死したりしていた様であり、これもまた一面の事実であります。

これは医療水準の低さや食料の不足や偏り等の諸問題もありますが、一つには日本古来なる身体の育成と調整の要とも言える優れた古傳武術の道脈の多くが途絶し、各文化人における武術伝習の慣習が殆ど失われてしまった為と考察する事が出来ます。

その巻き返しとしては「武徳会式剣道」や「講道館式柔道」が奨励され、ある程度民間にも隆盛したのですが、両者とも「天狗傳武芸」の部分は殆ど欠落してしまっており、そしてスポーツ的な荒さをもつ身体調整にはかなり不向きな西洋式の体育文化に近いものでした。

実際の所、身体調整や身体保育、身心の強健法としては余り効果的には作用しなかったと思われるのです。

競技武道(スポーツ)としての部分がクローズアップされた状態であるので、逆に身心を傷つけるリスクの高い、ラフな運動文化となってしまっています。

江戸期以前において、劣悪な医療に変わる日本古来の優れた身心調整法として存在していた「天狗傳武芸」のこの部分の欠落は日本人の身心をかなり歪め、身体能力を大変に衰えさせててしまったのではないかと考察できます。

そして、そのひ弱さゆえに、古傳武芸の身体法以外の部分に色々頼った痕跡が多々窺えます。替わるものとしては、先ず、明治以降の西洋系医学がありますが、実際の所、維新から終戦以前まで位の西洋系医学など、実際の所、本当に大した事のない幼稚なものが殆どあり、明治大正人たちの身体、生命を護る力は余りなかった。何せ抗生物質の未だない時代であり、効果の薄い事は東洋系の医療法とそれほど大差はなかったと言うのが本当であります。

よって当時の人々は別の分野に色々救いを求めて工夫していたと考えられるのです。病気直し等を標榜する様々な新興宗教は勿論として、色々新たなる何とか式の健康法、強健術などが勃興し、また一薬万能の新物質なども色々提示されています。戦前まではその様な独りよがりの健康書籍があふれていました(これは現代にまで大分続いてきていますが、現代は替わるものとして所謂現代医学が発達してきたので、薬や手術をもって寿命を延ばした半病人がかなり増えました)。

これらは正に日本古来の武芸による身体調整法の多くを失ってしまった当然の帰結と言えるかと思います。

古傳武芸に変わって勿論近代式の競技武道、また組織化された古武道等の巻き返しがあったのもその為であったと捉える事が出来ます。

そして当然、形のみを伝える古武道のみでもある程度の身心調整の効果はあるわけであるが、実際的に身体錬磨と身心強健の法として著しい効果のあるのは現代の武道や現代式古武道が失ってしまった「天狗傳武芸」の方であると判定する者です。

これは他力本願的な近代医療法とは別次元の身遣いと身養の極意を伝えており、極めて優れた身心の整備法になりうる部分でもあります。

この部分は維新以降、有志により極限られた系脈にて細々と伝えられ、終戦前までは何とかある程度の道脈は残っていた事は事実です。この時代は仏教的に言えば正に「像法」の時代と言えます。しかし時を経て日本は世界大戦を身命を尽くして戦い抜き、その為に継承者の戦死や、経済難にての多くの古傳武術の途絶があり、そして遂に終戦後の完全消滅の時期、法滅盡の世に入ってゆく事となるのであります。


終戦以降

ともかく終戦前までは恐らく全体の一割弱ほどの系脈は有志の尽力により流統を何とか繋ぐ事が出来たわけであり、昭和はじめくらいまでは超絶的にして驚異の武術秘伝文化が日本全国各地に細々とながら何とか秘伝承されていたと考えられるのである。

その稀少に残った最後の流統を本当の意味で根こそぎ破滅して行ったのは終戦後、何十年かを通じての極近年の出来事でありました。そしてここの部分は管理人が何とか見聞と意識の及ぶ範囲であり、また当事者に近い立場であったと言う事であります。よってその武術道脈崩壊の真実を明らかにすべきと言う使命感は勿論ですが、加えてそれをどうにも出来なかった自身における深い悔恨、慙愧の思いがあるのであります。


元凶追求

それではこれより、終戦以降に真に貴き日本古傳武芸の命脈の殆ど全てが遂に絶たれてしまったと言う悲惨な事実についての原因追求をなしてゆきたいと考えます。

それは人類が到達した至高の文化、崇高にして偉大、神聖なるものを我欲の為に破壊せんなす極悪のジェノサイドの元凶、人間の基本悪における深い病巣と言えるものを直視する事でもあるのであります……。


さて、お立ち会い。

終戦後の米軍占領期において様々な日本弱体化政策が施された事は周知の事であり、その為に日本武道の禁止や解体政策がかなりの高いレベルで行われました。実際占領期七ヶ年間ほどは殆ど武道活動は不能であった事は事実で公式の記録にある事であります。

しかし問題は占領期終了以降の事です。直截的な武道禁止政策は(少なくとも表面上は)無くなり、各地で武道稽古再開はある程度行われたました。しかしながら確かに直截的なバイアスはなくなったが、占領期に行われた様々な制度の改変、日本文化破壊政策に仕掛けられた謀の影と種子は、河原の隙に密かに入り込み、春が来るのを待ちました。

表明的には見えない所に隠れていた種籾、それが時を経て毒の芽を吹きだしたのであります。

その影響は勿論として、加えて巨大な大戦の巨大な戦禍と貧困を通じた精神荒廃と言う様な「色々な要素を通じ」て日本文化は次第に破壊されて行き、特に日本弱体化の為に日本伝統武道は狙い撃ちされ、武術ジェノサイドが密かに実行されてゆきました。

その原因を今「色々な要素を通じ」と言う風に解説しました。それはその通りではありますが、確かに最初は日本人の精神荒廃と言う事が大きな原因であったと考えられるのです。しかしながら占領期に施された日本弱体化の各政策が戦後何十年かを経てその影響が巨大となり、そしてそこに近隣の不良地帯からの新たな悪意のバイアスが強烈にかかってきて、それらの複合効果を通じて現在の事態に遂に至ったと考えられるのです。


日本人の愚かさ

実の所、現在の悲惨な状態は単に「日本人の愚かさ」と言う因子のみの要素では納まり切れない、かなりの質の悪い外部圧力が実際に存在します。実際その指摘も出来ますが、しかし管理人はその事もハラに呑み込んだ上で、やはりそれも含めて全て「日本人の愚かさ」と言う事に帰着すると言う風に考えるべきかと考えるのであります。

何とならば、身心外部にある他者の存在と姿は結局、所詮は自己の身心内部の状態の現れ、それが「現し世」と言う名の鏡に映じたものであるからであります。

特にその圧力が占領期の様な直截的かつ権力を伴った強制法でない以上は、それに屈するのは自己の身心の衰え、その弱さそのものと言えるのであります。

そして実際、昭和の終わり頃からまた平成全期において、確かに近隣の凶悪地帯からのバイアスが強くあり、それが今も続いているわけあるが、そのバイアスに踊ったのは日本人自身である。

この点をちゃんと捉えた上で、対抗策を施していく必要があると言う事になりますが、いま少しその原因となるものを直截的なものから順に剥がし、その奥にある極悪元凶部分を表にさらしてゆく作業をつづけてみたいと思います。


教育

占領期から日本の教育界にも大きなバイアスが掛かり、その影響は現在確かに大きなものがあります。教育界の奇怪しな教師は多数があるが、その頂点であるのは何といっても奇怪にして醜悪なる大学教授連であるだろう。彼ら(流石に全てではないとは思うが)は確かに極めて奇怪な思考にて、本当に劣悪な発言をなします。その反日的な歪んだ思考法も含め、実際の捏造発言も醜悪の一語であり、それが日本を、そして日本武道を歪めている事は事実かと思います。

かくした大學教授連を頂点とし、後に続く文化人、著述家、マスコミ系の人脈を含め、現在の日本の言論界は正に歪みまくっているといえるのであり、この汚物の様な存在が、日本古傳武道がほぼ完全に壊滅に導いた大元凶であると考えます。

極めて残念ながらこれらの極悪人脈を今糾弾し、仮令制裁、排除したとしても、その事によって、既に滅びてしまった日本古傳武芸が再び蘇る事はありません。また糾弾排除しようにも本人も既に死亡し、制裁できなくなってしまった事例も多くあります。

それは勿論分かってはいるのですが、世の正義と言う事を思う時、やはりこの儘放置する事はやはりよろしくないと考えます。そして実際に放置しておけば、より増長し、また傷口が「日本武道」以外の部分にも悪い影響を与える事は間違いなく、やはり性急に糾弾、排除してゆく必要はあるでしょう。特に捏造発言における反論と訂正は最低限必要です。

また既に死亡してしてしまっているケースにしても、捏造論文や書籍類が残っているので、それらの論の誤りを指摘せず、放置しておけば後世の別の部分にまでに悪影響が及ぶ事が考えられます。

よって、これら点の矯正をなす為の準備として、先ずは事実認識確定のために次には実際の例を挙げて元凶となった人脈と問題を発言を提示して行きたいと思います。


●問題発言をなす文化人たちの実際

日本武術壊滅の真の原因は、勿論外部に求める事も出来ますが、しかし「外部」とは実の所、所詮は自己の「内部」の中にある。これも武術極意にも通ずる所の究極的眞實であろうかと思うのであります。諸凸国のバイアスの事を言っても詮なく、そうした動きも彼らのそれなりの実利の中での判断にてなしている事であり、それを「指摘」「言うだけ」では殆ど無意味である。

それよりも日本文化全体の立場に立つならば、外部の敵より、獅子心中のそれを退治する事が重要であろうかと思う。

しかし内部の害虫たちの立場と有り様は様々であり、「単なる売国」「馬鹿」「偽装」「精神異常」その他色々である。恐らく概ねはそれら複合形であっろうかと思われる。

それらの根絶には先ずはその指摘と糾弾、訂正が必要であるが、余りにも数が多く、とても一人の力ではやって行けない……。いやそれでも一つ一つでも出来る範囲でやって行かなければならない。

管理人のみではとてもできる事ではないが……。この部分においては人を募って各文化メディアに露出した部分を分業して指摘して貰うとか、反論論文を出して貰うとか、色々方法論も浮び、それもこれから提示して行きたい。……しかしやはりなんでも最初は「隗から初めよ」であり、管理人が目についた部分における歪んだ論説の指摘をしてゆくべきかと考えるのです。

そして有志の協心と戮力を請うものなのであります。